モンドラゴン・アセンブリーがギリシャで150MWのアグリPVモジュールのターンキーラインを開発予定
ジョナサン・トゥリーニョ・ハコボによって、2024年6月10日
太陽光設備プロバイダーのモンドラゴン・アセンブリーは、ギリシャのPVモジュール製造業者であるブライトソーラーと契約を結び、ギリシャで150MWの半透明アグリボルタイクス（アグリPV）モジュールラインを開発することになりました。
稼働開始後、アグリPVモジュールラインは年間定格容量150MWとなり、将来的にはその規模を300MWに倍増する計画です。年末までに完全稼働する予定であり、一部の設備はそれ以前に稼働を開始します。
スペインの設備プロバイダーによると、このモジュール製造ラインは、ヨーロッパで初めてアグリPV用途に特化したものであり、シリコン太陽電池を使用した半透明PVモジュールの製造に適しています。モンドラゴン・アセンブリーは、このアグリPVモジュール製造ラインがパネル組立プロセスとガラスパネルのコーティングを組み合わせることで、より高い光合成活性放射（PAR）を実現すると述べています。
「これは、モジュールの開発と適用性の両面で非常に興味深いプロジェクトです。私たちは、ブライトソーラーのコーティング材料と私たちのツールを組み合わせ、ヨーロッパ（ギリシャ）でアグリボルタイクスパネルの製造ラインを初めて開発することを光栄に思います。この将来のアプリケーションが、太陽光発電分野で実際に違いを生み出し、より持続可能な世界に向けたもう一歩を踏み出すことを可能にすると信じています。」と、モンドラゴン・アセンブリーのソーラー事業部門エリアセールスマネージャー、イザロ・アレチャガは述べました。
「ブライトソーラーの専門分野であるナノ材料と、農業用途向けの可変透明度を持つソーラーガラス製品の開発により、モジュールラインに使用されるナノ材料とその堆積方法は、ブライトソーラーの特許技術を使用しています。」
「ブライトソーラーに納品されるモジュールラインの重要な要素の一つは、最小限の変更でさまざまなモジュールデザインを製造できる柔軟性です。主な用途がアグリPVであるため、このラインは不透明から80％透明まで、さまざまな透明度のモジュールを生産することができます。」
